森田療法
森田療法とは、精神医学者であり東京慈恵会医科大学教授の森田正馬(1874〜1938)が創始した心理療法。
人間の治癒力を尊重する療法であり、世界各国で実践されている方法でもあります。
また、神経症特有の感情の囚われの悪循環から脱却し、相談者をあるがままに受け入れ、目的本位・行動本位に実行させる、という目的を持っています。
森田療法は、第1期〜第4期に分かれています。
第1期は、床に伏している状態。
第2期は、軽作業を行う時期。
第3期は、重作業を行う時期。
第4期は、感情のとらわれを克服する時期、とされています。
入院日数は40日が標準とされていいますが、60日〜90日かかる場合もあります。