交流分析士(学会認定)
交流分析士(学会認定)とは、日本交流分析学会により認定される資格。
1992年に発足し、交流分析(TA)の認知度を高める役割も果たしています。
交流分析士(学会認定)の資格を取得しても、すぐに就職に結び付く訳ではありません。
心理士やカウンセラー、大学教員などが取得して、知識を仕事に活かしている人の方が多いでしょう。
ただし、交流分析のセミナーなどに講師として参加することは可能。
交流分析士(学会認定)の資格試験
交流分析士(学会認定)の資格を取得するには、日本交流分析学会に入会する必要があります。
入会前には審査があり、医学や心理学、教育などの職業に就いていること、大学学部以上と同じ学識を持つこと、などが認められると正会員になれます。
正会員3年以上が経過すると、認定申請をすることが可能。
審査(書類選考)では、以下の内容に合格すれば認定されます。
・学会発表を2回以上したこと
・学会誌や著書に論文が掲載されたこと
・実践した具体的なケースが5つ以上ある
・交流分析による自己分析
・学会または研修会への参加記録
・学会認定研修スーパーバイザーの推薦書
■問合せ先
日本交流分析学会事務局
住所:東京都板橋区大谷口上町30-1 日大板橋病院心療内科
電話:03-3972-8111