スクールカウンセラー
スクールカウンセラーは、学校で子供たち、先生、保護者の間に入ってカウンセリングを行います。
2001年度からは文部科学省の正規事業になり、臨床心理士の資格取得者ならスクールカウンセラーになることが可能になりました。
非常勤のため週に数回と学校に出向くのは短期間ですが、時給は約3,000円〜5,000円と高額になっています。
ただし、いくつかの学校を掛け持ちしなければならない、という現状もあります。
また、日本でのスクールカウンセラーの歴史は浅いため、どんな問題でも自分で工夫して解決して行かなければなりません。
学校・子供・教師・保護者の4つの間に入って、それぞれの立場を考えたり、考え方を尊重しながら問題解決をするため、根気強さも必要。
子供だけの問題を解決して、教師との間に問題が起きてしまっては、問題解決になりません。
スクールカウンセラーの仕事
■子供のカウンセリング
友達関係、不登校などの問題を解決します。
■教師と保護者のコンサルティング
教師と子供の教育や指導方法などを相談したり、保護者と子供の接し方について話し合います。
■情報収集
子供のカウンセリングに関する情報を収集して、学校側に提供します。
また、スクールカウンセラーは非常勤のため、学校で配られる全ての配付物を入手して目を通し、学校の様子をチェックしておきます。
■学校全体に働きかける
スクールカウンセラーの歴史はまだ浅いため、学校全体に相互理解の協力を求めましょう。
学校によってはカウンセリング室を設けているので、その場合は積極的に利用します。
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