行動療法
行動療法は、バラス・スキナー(1904〜1990)、ジョセフ・ウォルピ(1915〜1998)などの心理学者が提唱した理論。
相談者が不安や恐怖に感じていることを実際に少しずつ体験させて、問題を解決します。
これは人間は白紙の状態で生まれ、善でも悪でもない、という考え方に基づいています。
何も無いところから始まって、周囲の環境や人によって色付けされて成長するため、行動療法では素質や遺伝などは考慮しません。
そのため、相談者が苦手に思っていることを外に出かけて体験させて治療的な行為を行う、という特徴があります。