精神保健福祉士
精神保健福祉士とは、国家資格であり合格率は約60パーセント。
以前はケースワーカー、精神科ソーシャルワーカーと呼ばれていましたが、1998年から精神保健福祉士(PSW)となり、国家資格になりました。
大学を卒業していなくても受験できるため、受験資格を取得することが先決です。
精神保健福祉士の資格を取得すると、精神病院、保健所、地域生活支援センター、デイケア施設、福祉ホームなどで働くことが可能。
ただし、求人数はまだまだ少ないのが現状です。
インターネットの求人サイトなどでは、求人情報が毎日更新されているので、こまめにチェックするようにしましょう。
また、精神保健福祉士の業務は、主に以下の4つがあります。
■ケースワーク業務
個人カウンセリングを行う相談援助活動を行います。
1人1人の問題を明確化して、相談相手の問題解決能力を伸ばします。
■グループワーク業務
グループの強力な力を利用して、個人個人の能力を伸ばす活動を行います。
グループが自発的に問題を解決したり、グループ内で個人が役割を果たす喜びをサポートします。
■コミュニティーワーク業務
ボランティア団体、地域の行政団体、障害者団体などと連携しながら活動します。
■関連業務
問題を解決するために、他のスタッフと連携します。
精神保健福祉士の資格試験
精神保健福祉士の資格を取得するには、国家試験に合格する必要があります。
受験資格は卒業校別、実務経験別にそれぞれ異なっています。
こちらのサイトを確認し、自分がどれに当てはまるかをきちんと調べておきましょう。
また、受験資格を有するには1〜2年の実務経験も必要。
試験は年に1回実施されています。
筆記試験のみであり、13科目の中から出題されます。
社会福祉士の資格取得者は、8科目が免除されます。
■問合せ先
財団法人 社会福祉振興・試験センター試験室
住所:東京都渋谷区渋谷1-5-6 SEMPOSビル 4F
電話:03-3486-7521