独立開業
心理カウンセラーとして独立して相談所を開くなどの独立開業を行うためには、何でも自分一人でこなせるための十分な経験が必要です。
顧客開拓やマネージメント力にも長けていなければなりません。
また、カウンセリングの料金は1時間1万円と決めて行ったとしても、経費がかかるため全てが収入にはなりません。
ただし、現代社会では個人的な悩みを抱える人は増加傾向にあり、悩みを相談できる民間機関はそれほど多くないため、独立開業してもやっていける可能性は十分にあります。
そのため、自分の長所を活かして病院の精神科よりも親身になって話を聞いてあげる、などの特色を設定するようにしましょう。
独立のスタイル
臨床心理士、認定カウンセラー、産業カウンセラーなどの資格を取得しても、すぐに独立開業できるわけではありません。
まずは現場で十分に経験を積んだ上で、独立開業を目指すようにしましょう。
独立のスタイルとしては、単に相談所を開設するのではなく、インターネットや電話などを使ったカウンセリングを展開するのも一つの方法です。
カウンセリングではありませんが、実際に「夜回り先生」こと水谷修さんは、メールや電話で学生からの相談を24時間受け付けていました。
このように、相談する側に合わせたスタイルを選ぶことも必要です。
得意分野で独立開業
心理カウンセラーと一口で言っても、寄せられる相談には、青少年問題、いじめ、不登校、引きこもり、非行など様々な内容があります。
相談する側も心理カウンセラーのことを知った上で相談に行きたいと思っているため、独立開業する場合は自分の得意分野を公表するようにしましょう。
取得している資格、得意な心理療法などを明らかにしておけば、相談する人も安心します。
また、得意分野で活躍して有名になれば、クチコミで相談所の評判が広まる可能性もあります。
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