カウンセラーの条件
心理カウンセラーになるために必要な条件には、主に以下のようなことが挙げられます。
■共感できる人
話を聞くだけでなく、話を聞いてその人の気持ちを理解して、相手に伝えることが大切。
単にうなずくだけでなく、表情も豊かな方が相談者は安心することができます。
■心が温かい人
相談者がどんな人でも無条件で受け入れて、尊重することができないとカウンセラーとしては失格です。
どんな時でも支えてあげる温かい心を持っていれば、相談者もきっといつかはその心に気付いてくれます。
■純粋な人
カウンセラーが純粋で心を開いていなければ、相談者も心を開いてくれません。
また、不安や怒りなどの感情も認めたり、相談者のマイナス面をきちんと伝えることができる必要もあります。
■勤勉な人
心理カウンセラーになってからでも、様々な知識を吸収することが大切。
同じ悩みでも人によって原因は異なるため、十分な知識が必要になります。
また、知識や経験を十分に積んでいれば、後輩のカウンセラーが困っている時にアドバイスすることも可能です。
■自分を認められる人
自分自身の価値を認めないと、相談者を尊重することができません。
自分はどんな人間であり、どんな存在価値があるのかをきちんと自覚しましょう。
■自己分析できる人
今まで自分が経験したことや感情を分析して、自分の考えや意識をはっきりとさせておきましょう。
自分の価値観を理解しておけば、カウンセリングに役立てることができます。
■言行一致のできる人
口で言ったことと実際の行いが異なっていては、相談者はカウンセラーを信頼してくれませんし、心を開いてくれません。
これはカウンセラー以外の人にも言えることですが、常に純粋で謙虚な心でいるようにしましょう。