カウンセラーになるには
カウンセラーになるためには、必ずしも資格が必要になる訳ではありません。
きちんとした心理学の基礎と実力があれば、プロとして活躍することができます。
しかし、いきなり専門性や専門知識を身に付けただけで心理カウンセラーとして活躍することはできません。
スクールカウンセラーを目指すなら臨床心理士の資格取得が必要です。
また、民間企業や公的機関の心理職、児童相談所や少年鑑別所で公務員として心理の仕事を目指す場合は公務員採用試験に合格する必要があります。
公務員採用試験に応募するには、大学や大学院で心理学系の科目を履修していることが条件の場合もあるので事前に調べておきましょう。
資格の種類
カウンセラーの資格には、主に以下のようなものがあります。
■臨床心理士
文部科学省認可協会の認定資格。
スクールカウンセラーになるために必要。
■産業カウンセラー
民間企業の相談室で働く人を対象にした資格。
社団法人日本産業カウンセラー協会が認定。
初級、中級、上級に分かれている。
■精神保健福祉士(PSW)
福祉施設で精神障害を持つ人の自立や社会参加をサポートするための国家資格。
臨床心理士は心理カウンセラーの中でも高度な専門知識を有する資格ですが、民間資格のため法律によって身分を保障されている訳ではありません。
ただし、現在最も注目されている分野であり専門性もあるため、今後は資格の社会的地位の向上に繋がる可能性を秘めています。
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