元型(アーキタイプ)
元型(アーキタイプ)とは、無意識の底に人類共通の生来的な無意識がある、というユング(1875〜1961)の提唱した概念。
生来的な無意識は集合的無意識と呼ばれ、これが意識化されると類型化されたイメージとなってあらわれる。
この潜在的なイメージが元型とされる。
代表的な元型には、以下のようなものがある。
■自我(エゴ)
個人の意識的行動や認識。
■影(シャッテン)
意識に近く、自我を補完する作用を持つ。
■アニムス
女性の心の中にある理性的要素。
■アニマ
男性の心の中にある生命的要素。
関連用語
・イド・自我・超自我
・エディプスコンプレックス
・エレクトラコンプレックス
・エロス
・カタルシス
・去勢不安
・コンプレックス
・ライフスタイル
・劣等感