来談者中心療法
来談者中心療法は、臨床心理学者のロジャース(1902〜1987)が提唱した理論。
人は誰でも豊かに成長するために日々の生活を送っている、という考えであり、相談者を中心に考えます。
そのため、カウンセラーには無条件の肯定的尊重、共感的理解、自己一致の態度が求められます。
そして、相談者との信頼関係を築き上げた上で、相談者の内的世界の話を聞き出します。
■来談者中心療法のポイント
・個人の成長や適応力を重視する
・過去よりも現在を重視する
・知性よりも感情を重視する
・成長経験としての治療関係を重視する