カウンセリングの目的
心理カウンセリングの目的は、相談者の悩みや問題を一緒に考えて解決、またはその手助けをすることです。
その過程では問題解決の糸口を掴む会話や、相談者の心の成長があり、最終的には心が軽くて楽になっていることが理想。
しかし、すっきりと解決することのできる問題ばかりではなく、中にはモヤモヤとしたまま過ぎ去ってしまうこともあります。
その場合でも相談者が自分で考えて出た結果であれば、それが正解になります。
カウンセラーは相談者が自ら答えを出すためのサポートをしてあげれば良いのです。
また、カウンセリングでは個人的な悩みや問題を解決しますが、その背景には社会問題を反映している場合もあります。
そのため、個人の悩みを解決しつつ、社会の矛盾や問題点を浮き彫りにし問いかけていく、という大きな目的も持つ必要も出てきます。