現実療法
現実療法は、精神科医のウイリアム・グラッサー博士の体験や考え方によって提唱された心理療法。
心理学の考え方では通常、人間の行動は内部ではなく外部からの刺激に対する反応とされていますが、現実療法では人間の行動は自らの選択である、という考え方に基づいています。
これは、問題行動を起こす人は現実逃避的な行動をしやすいため、現実を認識させて正しい道に導くことが大切である、ということ。
クライアント中心療法ではありませんが、カウンセラーは寛容になり過ぎないことが大切です。